インバスケット演習で実績No.1の(有)人事・労務だから安心!インバスケット演習 お客様の声
課長・店長クラスの社員を集め、インバスケットテストを使ったリーダー研修を行いました。
弊社は店舗を多く持っていますので、普段、管理職社員が集まるのは会議のときくらいです。
そのため、意思決定が必要な場における判断基準が人によってバラバラで、全社でベクトルがあっていない、という現状がありました。
インバスケットテストに関しては、予想通り、皆が異なる判断基準で処理していたり、処理するスピードも差があったりして、弊社の管理職の課題を実感いたしました。
このインバスケットテストによって、そういった現状の問題を管理職自身も認識でき、インバスケットテストのあとのグループディスカッションではかなり活発に議論を重ね、「会社としての価値観は何か」「現場の仕事とどのように結びつけるか」等を自分ごととして考えられたようです。
ここ数年の景気の悪化で、弊社の業績も厳しい局面に入っていますが、
その危機感や問題意識を感じているのは私のみ、幹部・管理職たちにはどうものんびりした雰囲気が漂い、
あせりを感じていました。
インバスケットテストによって出てきた弊社の偏差値は正直なところあまりに低いもので、
がっくりとしてしまいましたが、インバスケットテストのあとのグループディスカッションの中で
これまでになく積極的に議論している姿や、研修終了後の決意表明などを見ると、
「ようやく問題意識を共有できたのだ」とプラスに捉えるようにしています。
組織改革はここからだと信じています。インバスケットテストによって危機意識をもってくれたリーダーたちと、共に頑張って行きたいと思います。
この度、インバスケットテストをベースにした新任管理職研修を行いました。
当社としては、初めて研修に取り入れた形式であり、どの程度の効果が出るのか未知の部分もありましたが、結論としては「やってよかった」ということに尽きます。
インバスケットについては、私も個人的に人材アセスメントの研修で以前に受講したことはありましたが、自分だけで受けたときよりも、はるかに研修生の学習効果は高いものでした。
何よりグループ・ディスカッションを通じて、より深く学ぶことができました。
人により異なる事例へのアプローチを、お互いに指摘し、意見を交わすことで、今までの自分には無かった新しい視点や気づきが数多く生まれ、管理職が日々関わっていく業務上の判断や意思決定について、単なる机上の学習にとどまらない、生きた学習ができたと思います。
最後には、上司や部下との上手なコミュニケーションの重要性についても触れていただき、今後の組織活性化への良いヒントを得ることができました。
「なぜ、うちの管理職は自分達で結論が出せないのか?」
これが、私の会社で今回インバスケット管理職研修を依頼した理由です。
工場、企画営業、総務など部署ごとの意思疎通がしっくり来ていないこともあり、部署をまたぐような案件があると、すぐにトップである私に調整依頼が来る始末で、つねづね何とかしたいと考えていました。
研修を通じて、初めはその受身姿勢に不安を抱いていた私も、講師の厳しい質問の中で全員が真剣な表情に変わり、グループ討議ではチームワークの大切さや、日頃の自分たちにとって欠けていた意思決定や判断力の基準を肌身で知ってくれたことにとても感謝をしております。
その後、管理職からの案件については、各人の意見がきちんと提案としてつくようになり、着実に現場の力が増しています。
本当にありがとうございました。