地域(CSR)おこしの前に社員の心おこし―ESR人事戦略はこのような会社のためにつくられました。
1.共感をお金に変えるつながりのビジネスモデルを学びたい
2.サービスの良さはあたり前、お客さんとのつながりや地域とのつながりで社会によろこばれる会社へ成長したい!
3.CSR活動をやろうとしても、社員がついてきてくれない、社員の思いを内外に伝える為の術を身につけたい。
4.お客さん、地域とのつながりの大切さを社員に身につけてほしい!
5.社員にお金以外の大切な働く意義を身につけてほしい
経済優先の高度に合理化された効率経営とCS至上主義による社員の疲弊感がいよいよ限界に達しました。
飲食業で大問題になっている表示偽装や、多くの若者たちが使い潰されるブラック企業問題など、目先の売上を優先したために発生している事件や事故が目立ってきています。
雇用の非正規化や低価格・高品質の価格競争、徹底的な分業体制による業務の均一化、CS至上主義による顧客への迎合・・・etc。
こんな状況であれば、誰だって「自分はいったい何のために、誰のために働いているんだっけ?」という疑問を持つに決まっています。
何しろ、今挙げた経済優先経営の中では、すべては企業利益のためであり、お客様のためであり、決して従業員のためではないのですから。
「ウチの会社はブラックだ」と叫びたくなる気持ちも分かります。
経済優先経営からソーシャルキャピタルへの移行がカギ
今求められているのは、経済(利益)優先経営からソーシャルキャピタルを中心とした創造性追求経営に移行することです。
ソーシャルキャピタルとは、簡単に言ってしまうと社会を形作る「つながり」のことを指します。
従来の経済優先の社会の中では「つながり」が利益を生み出すと言われてきました。あくまでも利益という価値を生み出す手段にすぎないと思われていたわけです。
しかし、今、多くの場面で「つながり」そのものに価値があるのだと見直されてきています。
一過性の利益ではなく、継続的な持続可能経営を実現する組織こそ、私たちが推進しているESR(ES×CSR)人事戦略なのです。
・ESR人事戦略5大施策 コーポレートブランドはこうして出来上がる
1.業績に直結する人事評価制度よりも無形の共感資本への貢献を評価するバリュー評価を導入しよう
会社の価値の70%は、企業文化から成り立つ。単年度の業績は企業価値として、「5%〜7%しか影響力を持たない。お金を生み出す戦略とて、20%の価値でしかない。1年くらい企業の業績を捨ててでも今の変化の時代は企業文化に投資すべきである。
2.昇給よりも昇格重視。企業文化は、半年やそこらじゃ変わらない。2〜3年ごとのインバスケットテスト・人材アセスメントを導入しよう
- [評価シート]
- [インバスケット・スコアリングシート]
- [偏差値(個人別)]
- [偏差値(組織診断結果)]
昇給よりも昇格基準を明確にして社員の企業価値の貢献を評価してあげよう!
・面白法人カヤックという鎌倉に本社をおくウェブ制作の会社は、給与をサイコロで決めるというなんともユニークな取り組みをしている。また、この企業では、ある一定の基準の社員には、自ら自分の好きな地域で支社として仕事をすることが出来る制度がある。
・「社員をサーフィンにつれていこう!」で有名なアウトドア用品のパタゴニアのコールセンターは普通、お客さんとの会話は20分程度と制限を設けている会社が多い中、何時間でもお客さんと会話してもかまわない、という裁量を社員に与え、業績による評価は行っていない。お金中心で社員が動く人事制度は終わりを迎えていく。将来は、企業の内外の垣根を壊し人や地域(CSR)とつながる人事制度が主流となる。
3.目標管理は、業績目標だけを評価するのでなく、チャレンジングシート、クレボリューションプログラムでクレドに基づいた自己の成長を評価しよう
クレドに基づいた自己の成長を綴っていく(トライブアクション)ことにより、社員の社会性、自律性への高まりを360°(180°)で評価して行きます。クレドは、社員の分身をつくる魔法のカード
4.人と人そして地域のつながりに投資する企業へ!!
人財士SQ(社会性)診断で定点チェック&研修
人財士SQによる、社員、組織のSQ(社会性)診断です。モノづくりはコトづくりであり、それはすなわち、企業が地域やお客さんとどのようなつながりをつくっていくのかといえます。そして、それらのつながりを作り上げるには、まず社員のつながり力を徹底するところからしか、実現しないのです。
地域おこしの前に社員の心おこしです。
弊社オリジナル人財士SQは、あなたの会社が社員によろこばれる会社かどうかを診断します。さあ、あなたの会社もレベル4以上を目指そう
5.あなたの会社らしさ=コーポレートブランドをつくる
お客様・地域との関連性構築に一貫した戦略をもって取り組む企業へのザ・コミュニティウェイ作成プログラム
企業価値の最大化に、競合との差別化は、ビジネスモデルによって生まれる時代は終わった。これからは「つながりのコミュニケーションモデル=コミュニティウェイ」によって生まれる。
あなたの会社はお客様・地域とのつながり構築の戦略を社員が一同に俯瞰できる、ビジネスモデルを構築していますか?これからの時代は商品をどう売るか、からどんなお客様とどんな関係でいたいのかへの体質改善こそが大切です。図のコミュニティウェイは、越後湯沢のHATAGO井仙という越後湯沢リピーター率No.1、旅館甲子園ファイナリストと、社会によろこばれる会社として業界では、必ず名が挙がる企業さんのコミュニティウェイです。
この会社は、まだ越後湯沢にスキーの団体客が押し寄せていたころに、これからは、団体客の時代ではないと、団体客をターゲットとしていた、経営システムを根本から、団体客から個客へとHATAGOというコンセプトに変えていったのです。モダンな江戸時代のHATAGOへとタイムスリップしたような体感型旅館をつくりあげました。それからというもの、このHATAGOというコンセプトに基づいた地域とのコラボレーションや隣県にまたがる広域連合による雪国観光圏の創出など、HATAGOというコンセプトに基づいたお客さん、地域への一貫したつながり作りを戦略的につくり上げています。
もし、「つながりのESR人事戦略」について、興味を持っていただきましたら、日本実業出版『月刊ニュートップリーダー』にて2013年6月より5回シリーズで連載された内容を加筆し再構成して小冊子『はたらく“個”も組織も輝く!つながりを大切にするESR人事戦略』にまとめましたので、ご興味ある方はぜひご一読を!
そして、ぜひ、フェイスブックまたはツイッターで小冊子『はたらく“個”も組織も輝く!つながりを大切にするESR人事戦略』の感想を投稿して、ひろめていただいたら嬉しいです。ESR人事戦略は自社の「ハタラク幸せは、地域の元気、日本の元気」というミッションへの実現へ貢献できるものと思っております。ぜひ、ご協力いただけたら嬉しいです。
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