職務記述書 - 有限会社 人事・労務 

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職務記述書

職務記述書とは、雇用や処遇決定のために、職務分析で引き出された職務情報を担当部署ごとに取りまとめて作成された文書のことを言います。職務記述書は主として職務評価を行う目的で作成されますが、その他にも業務の効率化や採用、OJTなどにも活用されることがあります。

通常は職務分析の内容に対応して、@所属、職務の名称などを示す部分、A職務概要を示す部分、B仕事内容を示す部分、C職務遂行要件を示す部分の4つで構成されています。

職務給が一般的なアメリカでは職務記述書は「Job Description」と呼ばれ、広く普及しています。職務記述書は原則として雇用の単位となるポジションごとに作成され、例えば総務部長と総務課長がいる場合には2通り作成しなければなりません。新たに人事課長を採用する場合には、人事課長がどのような職務を担当するのかを明記した職務記述書を作成し、その職務に対する給与も決めてから募集を行います。手間のかかる仕組みであるにもかかわらず職務記述書がアメリカで普及した背景には、契約社会であることや、職務ごとの労働市場や賃金相場が確立されていることなどがあります。
日本においては、職務給制度や職務等級制度などを取り入れている会社の場合には、人事部門主導で整備されること一般的となっています。

職務記述書の様式には、1つの職務のことを1つのフォーマットで記述する「個別職務記述書」と、同一職種の複数の職務を連続的に記述する「連合職務記述書」とがあります。

米国では、職位別または職務別に「個別職務記述書」で書かれることが多いですが、日本では、職種別に「連合職務記述書」とすることが一般的な形です。

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