ES 向上−有限会社 人事・労務
ES(従業員満足)と言っても、社員を甘やかしたり迎合したりすることではありません。
ESとは、「従業員が仕事を通じて自己の成長や理想的な人生に繋がる充実感を実感できること」、つまり、自分自身を高め成長していくことと自社の成長とを結びつけて、充実感を得ながら仕事に取り組んでいる状態を指します。
そのために必要なことは2つあります。
まず一つは、従業員一人ひとりが、仕事を通して人間性を高め、自分自身の働く意義(ミッション)を明確にもつことです。お客様への感謝の気持ちはもちろん、上司や部下、仲間への感謝、そして自分がおかれた環境・職場への感謝―、これらの感謝の気持ちを一人ひとりが抱いたときに、仕事や組織に対する誇り・自信が生まれ、互いのつながりが強まり、組織全体の力が高まります。
もう一つは、「会社の成長と従業員の成長」の方向性を一致させることです。そのためには、会社の価値基準や指針を明確に示すことが必要です。その役割を果たすのが、クレド(信条)なのです。
CS(顧客満足)が高いことで有名な某外資系ホテルのように、協力会社の社員も含めた全スタッフにクレドを持たせ、指針が徹底された行動を促すことで、サービスの向上が実現している企業もあります。
竹村健一氏も出演した「ビジネスステーション」のゲストの生き様を紹介するコーナーに出演しました。 |
会社が得するESコーチング&ESマネジメント感動倍増組織のつくりかた |
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