ハピネス5
組織の状態を見える化し自律分散な組織への変容を促すツール
「ハピネス5」は、リーダーシップ・コミュニケーション・マインド・ES・SQという五つの指標について社員一人ひとりがパソコン・スマホで日々投稿することで、組織の状態を見える化し、より良くするための打ち手を考えやすくするツールです。
なぜ五つの指標なのか
ハピネス5の五つの指標には、「それらが良い状態になっていれば職場が自ずとうまく機能する」という意味合いがあります。
具体的には、
・チームにおいて各々がリーダーシップを発揮できていれば、現場で起きる問題の解決がスピーディーになる
・職場内のコミュニケーションがうまくまわっていれば、情報共有がなされ連携・協働がとりやすくなる
・一人ひとりのマインドが高ければパフォーマンスの向上につながる
・ES(従業員満足)が高ければ対話の機会が増えふりかえりや意味付けをしやすくなり個々の成長を後押しできる
・SQが高ければ組織内外の枠を越えたつながりが増え新たなイノベーションが起きやすくなる
という点があり、いずれの指標に関しても「全体平均としてこの値になれば良い」というこたえはありません。
毎日・毎週・毎月これらの値を確認していくことで、「こういう時期にこの値が低くなりがち」「これが高い時に新たなコトを起こした方が進みやすい」といった自社の職場の傾向をはかりやすくなります。そして、より良い職場にするための打ち手を皆で考えていくことができます。 これをサーベイフィードバックと言います。
また、仮にそれぞれの値が低い時期があっても、それを自己開示できる職場風土があれば、安心安全な空気感のもとお互いに関わりをもち助け合いながら働く環境をつくることができます。
「統制」から「協働」「創発」へ
これまでは、制度やルールといった組織の枠組みのもと、より善い状態のためにいかに個々や職場を管理するか、という視点で組織づくりがなされてきました。
しかし、コロナ禍でソーシャルディスタンスやDX(デジタルトランスフォーメーション)が進み、職場環境も個々の暮らしかたも大きく変化し、「ワーク(職場・仕事)とライフ(家庭・暮らし)」の境目が溶けてきていると言われる現状において、もはや管理という概念では個と組織の成長を促すことは難しくなってきました。
「個々が考え、自ずと動き、お互いに協力し合いながらチームとして新たな価値を生み出していく」状態をつくるためには、制度やルールで管理するのではなく、「お互いに見えないところにも意識を傾けながら、意図をつかみあいベクトルを合わせて前へ進んでいく状態」をつくることが重要なのです。
そのためには、「この値を超えればOK」というこたえがある診断ではなく、「いまこういう状態だからこういうことをやってより善くしていこう」と皆が共に思考し自ずと動き出す対話型の組織開発によるアプローチが必要とも言えます。
オモテには見えづらいところを見える化し対話を促す
このハピネス5は、そのような対話型の組織開発を推し進めるために、「社員同士のつながり方」や「内面の状態」などオモテには見えづらいところを見える化するためのクラウドシステムです。
日常生活に溶け込んだスマホ・PCによる投稿のみで必要なデータを収集し、職場内で見える化することができます。
また、社労士の先生方には、顧問先企業のハピネス5を一度に把握することができるダッシュボード権限をお渡ししますので、日頃の顧問業の一環で、中小企業の組織づくりをサポートすることができます。
サービス概要
※お申込みいただいた先生方にはまずご自身の事務所での利用をおすすめしております。
「ハピネス5」共有利用
◎ 一事務所様2管理アカウント(1社あたり30名程度)までご利用可能
:管理画面よりご自身でアカウントを新規設定いただけます。
:3管理アカウント以上ご利用希望の場合は別途ご相談ください
◎ 「ハピネス5」ダッシュボードで抽出する分析グラフは、顧問先への分析レポートとして活用いただけます。
中小企業における組織開発を協働実践
◎ ハピネス5の分析グラフの見方、導入事例などをユーザー会で共有
:クレドづくりなど組織開発コンサルティングをESコモンズメンバーが協働で実践。ワークシートや講義カリキュラムなどもシェア。
中小企業のコミュニティ経営のあり方を協働探求
「サーベイフィードバック」「中小企業のDX」「業務委託等の多様な働き方」などのテーマで協同研究し、学びを深めます。
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※組織開発のオンライン講座「ES組織開発コンサルティング実践講座」をご受講いただきます。
:オンライン講座受講料66,000円はハピネス5運用サポート費に含まれます。
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