サムライ塾
いよいよ4月1日から法改正が段階的に施行されます。中小企業の社長さんや人事担当の方たちと話していると、「有給をしっかり取れている部署もあるのになぜあの部署だけ皆取っていないのか?」「求人票の中身を整えて採用を強化したいけど現場の時間管理をどう改善すれば良いのか」など、”やるべきことは分かっているけれど、解決のすべを描けない”という声を多く聴くようになりました。
この状態はまさに、発達心理学の権威・ロバート・キーガン教授が言うところの「適応を要する課題」であり、複雑で一筋縄では解決しない課題に直面している中小企業が、これまでの時代には通じた直線的な課題解決策で対応しないように、私たちがしっかりと企業をナビゲートしていかないといけないのではないかとも感じます。
この”適応を要する課題”に対してはベストな解決策があるわけではなく、職場の中で対話を重ね集合知を集めながら自社独自のこたえを探求していくことに意味があると言われています。そこで今回のサムライ塾では、東洋哲学、特に中国古典の切り口から、そのような適応を要する課題に直面した時に企業が何を判断軸にどのような視点をもって前へ進んでいくべきかを学び、東洋哲学の視点と組織開発の視点で捉えたこれからの組織のあり方を考えてゆきます。
<日時>
平成31年4月25日(木)18:00〜20:00
<カリキュラム>
・開会あいさつ
・基調講演(飯田吉宏氏)「3000年の社長学に学ぶ、組織を良い方向へ導く術」
・パネルディスカッション(飯田氏×(有)人事・労務 金野美香)
◎いま中小企業の現場で起きている”働き方”にまつわる問題を組織開発の視点で捉える
◎残業問題、有給取得、多様な働き方等々、何を軸に意思決定していくべきか
◎「陰と陽」から組織の状態を捉えて観る
◎龍の成長モデルから考える、変化の時代のリーダーのあり方
・質疑応答・閉会あいさつ
<受講料>
プレミアム会員の方=無料/一般の方=1,000円
※お支払いのご案内はメールにて連絡いたします。
<参加方法>
オンラインでご受講いただきます。以下のフォームよりお申し込みください。前日にメールにて詳細をご案内いたします。
また、収録会場での受講も受け付けております。
収録会場:有限会社人事・労務3Fセミナールーム(東京都台東区松が谷3-1-12松が谷センタービル)
(アクセス) つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩6分/銀座線「田原町駅」徒歩9分/ 日比谷線「入谷駅」徒歩10分
*会場での受講の方は、終了後、近くで懇親会を実施いたします。(懇親会費実費)
飯田吉宏 氏
(孚事務所株式会社 代表取締役/社会保険労務士・中国古典講師)
大学卒業後、20代後半まで呉服流通チェーン、中小法人向けノンバンクに勤務。在職時に職場で体験した労使トラブルをきっかけに労働法と人材育成の在り方に関心を持ち、2000年に社労士資格を取得する。2004年独立起業。現在は社労士の知見(労働法・労務管理)をベースとしながら、中国古典のエッセンス(人間学・帝王学)も取り入れた次世代・幹部人材の育成支援を中心に事業展開している。中小企業でのコンプライアンス・リーダーシップ系の研修をはじめ、商工会議所・仏教寺院など各種団体でのセミナー講師も務めている。
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